【米の食味ランキングとは】
一般財団法人日本穀物検定協会が良質米づくりの推進とコメの消費拡大に役立てるため、全国の産地から集まった多くの米(品種)を食味試験し、その評価結果を毎年ランキングとしてとりまとめ公表されるものです。
食味試験は、訓練を受けたエキスパートパネルが、白飯の「外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価」の6項目について、複数産地の「コシヒカリ」のブレンド米を基準に比較して評価されます。
評価ランキングは、次のとおりです。
基準米と比較して、
「特A」は、特に良好なものに評価されたもので、最高位のランクです。
食味ランキングは昭和46年産米から毎年発表されており、「特A」ランクは平成元年から設定されました。
平成29年産米においては全国で151産地品種が供試され、そのうち43産地品種が「特A」に評価されています。
滋賀県農業技術振興センターにおいて高温登熟性に優れた新品種「滋賀73号」が開発されたことから、生産農家や指導機関、関係団体が一体となって、品種特性を活かした生産や流通ロットの確保を図った上で実需の評価を得ることにより、「滋賀73号」を近江米の主力品種として育てていくことを目的に実施しています。